所蔵品初公開展 12月16日(火)〜09年 2月10日(火)


ジャン=フランソワ・ミレー《干草のある風景、日没》1847-1848
ハーモ美術館では、これまで未公開だった所蔵品を展示する「所蔵品初公開展」を開催中です。


【展示作品】
・サルバドール・ダリ《不思議の国のアリス》版画13点
・サルバドール・ダリ《不思議の国のアリス》彫刻 1点
 (諸橋近代美術館からの特別出展)
・ジャン=フランソワ・ミレー《干草のある風景、日没》(油彩)
・ジャン=フランソワ・ミレー《肥料を取り込む農夫》(エッチング)


サルバドール・ダリはシュールレアリズムの旗手として知られ、夢や幻想と芸術表現を強く結びつけて絵画を制作しましたが、児童文学の傑作『不思議の国のアリス』の魔法に満ちた冒険世界はまさにダリの想像世界と共鳴するものでした。ダリ独自のシュールレアリスティックに表現された不思議の国の冒険世界を、特別出展の彫刻(諸橋近代美術館所蔵)とともにご紹介します。

また、《晩鐘》《落ち穂拾い》等で知られるバルビゾン派の画家・ミレーの《干草のある風景、日没》を初公開いたします。本作品はミレーによる数少ない初期の風景画で、後の大作へとつながる黎明期に描かれた貴重な作品です。同じくミレーによる版画作品も展示いたします。

アンリ・ルソーやグランマ・モーゼスほか、これまでの素朴派コレクションとともにご鑑賞ください。
J.テニエル画『不思議の国のアリス』 挿絵(参考図版)
■会期 2008年12月16日(火)〜2009年2月10日(火)

■開館時間 午前9時〜午後5時まで

■会場 ハーモ美術館

■観覧料 大人800円、子供(小中高校生)400円

■問い合わせ ハーモ美術館 TEL 0266-28-3636