美術館の概要

ハーモ美術館は、産業用ロボットのメーカー創業者、濱富夫とディレクター関たか子によって1990年4月26日に開館し、1997年12月18日に財団法人、現在は公益財団法人に認可を得ています。

アンリ・ルソーによって代表される、純粋な視点から自由な感受性を表現したパントル・ナイーフ(素朴派)を常設展示し、個性的なコンセプトを持った美術館として世界でも注目されています。

貴重なコレクションは当財団と(株)ハーモ、(株)日本ピスコを代表とする企業グループが地域への文化的貢献を目的として収集した400点の名画の中から紹介しています。


初代理事長 濱 富夫
初代 館長 関 たか子

建築設計 舟橋秀勝

アンリ・ルソー《ラ・カルマニョール》1883年

  ごあいさつ                

  初代理事長 (故)濱 富夫
                        

余り疲れたらしばらくのあいだ路傍の石に
腰をおろして行き過ぎる人を眺めてみよう
君が休んでいるあいだも彼らがそう遠くには
行かないことがわかるであろう
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

ある日、こころがやすらぐ本物との出会いの瞬間がありました。『初恋』を書いたロシアの作家、ツルゲーネフのこの詩にあるように、私は、忙しい日常生活で大切なものを取り戻せる感動と安らぎの空間を創ろうと決心しました。自然と人の素朴な表情をテーマに心優しいパントル・ナイーフの絵画をご紹介いたします。どうぞ、時間を忘れてこの空間をお楽しみください。

濱 富夫


   初代館長  関 たか子


芸術と素朴をコンセプトに開館いたしましたハーモ美術館も、お陰様を持ちまして今年30周年を迎えました。多くの方々にご来館頂き高い評価を得、共感し、応援してくださった方々がいてくださればこそでした。心落ち着く水辺より、富士山を眺望し自然と一体となるようなアートや、スタッフ一同が笑顔で皆様をお迎えいたしております。

充実したコレクションは国内はもとより海外の美術館からも注目され、数々の美術館よりオファーがあり出展もいたしました。

春は桜、秋は紅葉、神秘的な冬の諏訪湖も抜群です。サンライズからサンセットまで、一刻一刻と移り変わる自然が感動を与えてくれる絶景の場所に当館はあります。
人や花や鳥、自然をこよなく愛した画家達のやさしさ溢れた芸術に、ぜひ、触れてみてはいかがでしょう。こころの旅の1ページに・・・。

関 たか子


理事・評議員名簿(PDFファイル)

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